台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

2015-11-18から1日間の記事一覧

歩道橋

平日の午前中。 那覇にあるセルラースタジアム前の歩道橋は、人なんかまったくいなかったのに、沖縄本島北部から学校のマイクロバスが停まって、子どもたちが降りてきて、歩道橋をいい具合に埋めていった。

二つの中国語

「新年快楽」 少し気が早いかもしれませんが、新年のごあいさつの練習。 台湾なら「新年快樂」。 中国大陸なら「新年快乐」。 どちらも日本語でなら「新年快楽」。 よく知られていることですが、台湾や香港で使われる中国語の漢字は「繁体字」で、中国大陸な…