台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

ネコ

おどおどするなら、出てこなければいいのに。

小さな折り畳み椅子の下では、身を隠した気分に離れなかったのでしょう。終始おどおどしていました、このネコは。すぐ目の前は商店街。人通りも、車の往来も、けっこうある場所なのです。

猫の続報

11月24日の紹介した猫どもの続報です。 12月最初の日は雨。 しかし、寝床にしているごみ箱にいれば、濡れずに済むことが判明。しかも、珍しいことに、2匹で同じ向きになって眠っていました。お互いに足と顔をくっ付け合って寝ていることもあるくせに。

「ネコ村」と台湾映画(下)

「九份のようだ」 呉念真のエッセー「另一個九份」がいつ書かれたかははっきりしないが、侯硐がネコ村として名を馳せる前であることは間違いない。エッセーは「侯硐は十数年前の九份のようだ」と綴られ、閉山から十数年たった九份が「大勢の人によって名を知…

「ネコ村」と台湾映画(中)

夫を探しに 「無言的山丘」が呉念真のエッセー「另一個九份(もう一つの九份)」に登場するのは、侯硐にある一つの伝説に触れた部分である。 この伝説は、金鉱を探しにきた2人の日本人男性が主人公。一方の男性は亡くなり、もう一方がその遺骨を日本に持ち…

「ネコ村」と台湾映画(上)

「無言的山丘」 沖縄と台湾の関係を語るうえで欠くことのできない映画に1992年の台湾映画「無言的山丘」(王童監督、英題「Hill of No Return」)がある。邦題を「無言の丘」というこの作品では、金鉱として栄えた台湾北部の金瓜石やそのすぐそばで繁華街と…

きょうは風が強い

2015年11月19日に猫がいた場所に、今度は2匹。 こんなに天気がいいのに、わざわざ日陰にと思わないでもありませんが、もしかすると、風があんまり強いから、窪みを選んだのかな。

丸テーブルにドデン

定位置に姿なし 2015年11月17日の「猫ですが、ねているわけではありません」でお知らせした「別宅」についてです。 その日は、最近少し気になりだしているアーケード街2階の喫茶店を訪ねる前に卸屋さんの前を通り、ネコどもが大学生ぐらいの若者たちに取り囲…

いつも見かけるヤツ。カメラを向けたら、爪を出したり引っ込めたりした。目は少しだけ開けたようだが、はっきりとは確認できず。

猫ですが、ねているわけではありません

牧志で見かけたネコ。ずっと寝ている。考えているという説もあるが、どうなのかな。

苦しそうに息をしていた。

ぐったり 沖縄なんだから多少暑くても文句は言えないが、それにしても暑いなぁという陽気だった日。車の下に寝転んでいるネコにレンズから眺めていると、なんだかお腹の動きが不自然。少し息が荒いようでした。