台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

写真

墨田の職人×台湾デザイン

台湾と東京墨田区の町工場がデザインをキーワードにコラボしています。朝日新聞社のニュース週刊誌「アエラ」への寄稿を紹介しながら、取材で出会った墨田区の人たちや、デザインを想起させる台湾の「場」を紹介します。 末尾に動画のおまけがあります。たっ…

【動画あり】電気機関車がひっぱる客車に乗る。復興号で亀山へ

花蓮・台東方面へ向かう列車はいつも混んでいるイメージがあります。 ようやく復興号に座席を予約することができました。 電気機関車がひっぱる客車に乗る。 シートは、かつての台湾映画で時々登場するレトロなものでした。 亀山までの様子を1分間の動画に…

【動画あり】台湾・南方澳でサバ祭り

台湾北東部の宜蘭県蘇澳鎮にある漁港、南方澳で、サバをPRする祭りがあると聞いて見学してきました。蘇澳鎮は沖縄県石垣市の姉妹都市ということもあり、何度か取材に訪れており、「サバ祭り」の名前もよく目にし、耳にしていましたが、ようやく参観する機会…

台湾の中元節(お盆)動画あり

旧暦の7月は、沖縄と同様に台湾でも祖先供養の行事が盛んにおこなわれます。ことし(2017年)も寺廟や街角の様子を取材しました。 www.okinawatimes.co.jp taiwanokinawa.hatenablog.com taiwanokinawa.hatenablog.com

基隆で防空壕を歩く。(動画)

基隆には多数の防空壕が残っています。ほとんどが日本統治期に構築されたものだと言われます。最近では、こうした空間を町おこしに利用しようと、若者たちも動き出しています。 dot.asahi.com 現地の映像を動画で紹介します。 dot.asahi.com

北門がリニューアル

台北にある承恩門(北門)の周辺で行われていた整備工事がほぼ終了し、リニューアルした北門が姿を現しました。 2017年8月4日撮影。 のんびりと歩ける空間。 博愛路と台北郵局のたたずまいも、すっきり。

空から南西諸島

ほぼ1年ぶりの石垣訪問。帰りの飛行機は左側の窓際で、石垣、宮古、慶良間といった具合にいい景色を楽しませてもらいました。 アイフォンで撮影し、フォトショップでつなぎ合わせてみました。2017年7月27日の撮影です。

歯車がかみ合うまで

歸來という駅に連れてこられた 慈天宮という媽祖廟の夕景 =写真はいずれも2017年4月17日夕、屏東市で松田良孝撮影 「台湾らしい農村のなかにある駅なんですよ」と勧められ、車で駅まで送ってもらったところが屏東市内にある歸來(帰来)駅。その日のうちに…

台湾唯一のシュガートレイン 雲林県虎尾

サトウキビを積んだ貨車を引いて走る台湾のシュガートレイン =2016年12月17日午後、雲林県褒忠郷で松田良孝撮影 「列車が来たね」 叫ぶようでも吠えるようでもない中途半端な警笛が遠くで「プー」といっている。東西に真っ直ぐ伸びた鉄路の向こうに目を凝ら…

春節の台北はほんとうに食うに困るのか?

外では賭け事も 春節を迎えた朝、龍山寺でろうそくに人を灯す人たち =写真はいずれも2017年1月28日午前に松田良孝撮影。 春節(旧正月)を迎えた2017年1月28日の朝、台湾の表情を見てみたくて、龍山寺に向かいました。レンタルバイクのYouBikeでMRT龍山寺に…

春節直前の台北・廸化街

台湾で春節を迎えるのは2017年1月が初めてのことなので、廸化街に何度か足を運び、人並みの表情を見てきました。写真で簡単に紹介します。 いずれも台北・廸化街で松田良孝撮影 ※春節とは直接は関係しないカットも混じっています。 春節を迎える準備=1月11…

移民社会としての八重山

八重山毎日新聞に勤務していたころ、取材でお世話になったお二人の方が2016年12月、相次いで亡くなった。いずれも西表島の方で、お一人は、大原にお住まいだった忘勿石之碑保存会長の平田一雄さん。1933年10月18日生まれ。12月3日没。享年83歳。もうお一方は…

ポテンシャル高い「平溪」

「101」から「平溪」へ 「天灯」や平溪線、さらにはネコでも知られる平溪のことだから、台湾の人気スポット十傑に入ったと聞いて納得したり、これまで十傑に入っていなかったのかと意外に思ったりもした。 www.y-mainichi.co.jp ただ、「台北101」が十…

港町の記録者たち 基隆・八斗子

中秋節の練り歩き 港にかかる橋を越えていく練り歩きの列 =2016年9月16日、基隆市八斗子で松田良孝撮影 2016年9月16日は中秋節(旧暦8月15日)の翌日に当たり、基隆市東部にある八斗子という漁村では、土地公(台湾で広く信仰を集める土地神)を祀る福霊宮…

マンゴーと自由

旧台北高校を訪問 台湾師範大学。アップルマンゴーを生んだ台北高校を前身とする =2016年8月28日、松田良孝撮影 マンゴーのことを調べるつもりが、思いがけず、「自由」のことを考えさせられる結果となった。2016年10月26日に台湾師範大学の蔡錦堂教授にお…

沖縄のリ・ブランディング

注目のエリア 市民向けの農園で畑仕事をする人たち 日本でも目にしたことのあるようなアパレル系のロゴがいかにも控えめな感じで掛かっていたり、カフェの中で女性たちが華やいでいながらも、落ち着いた雰囲気を醸し出していたり。こういう場にすっとなじむ…

犬の糞、回収します

「黄金屋」 「狗便黄金屋」。犬の糞を入れる袋が用意されている 木でできた灯篭のような縦長の箱が道の片隅に置かれていて、「狗便黄金屋」と書かれていた。普段は通らない道を歩いてみようとふらふらしているときに出くわしたもの。新北市永和区正興里での…

窓を開けたらネコがいた

目が合った きのう、家の窓を開けたら、ネコがこちらを見ていた。 ネコにしてみれば、何の前触れもなく窓が開いたので、そっちを見たということになる。 目が合うのは当たり前のこと。 上ばかり見て カメラを持って窓のところに戻ってみると、ネコはまだそこ…

坂の脇にネコ

ヨシとする 淡江大学へ向かう坂道でくつろぐネコ=2016年10月6日、松田良孝撮影 用務先へ向かう坂道にネコがいるという情報を得ていたので、あえてそのコースを選んだわけですが、これがなかなかの心臓破り。だけれども、いてくれたのでヨシとする。緊張感が…

日本≒沖縄≒八重山≒石垣

台湾の高校生に「八重山の台湾人」を語る 台中文学館を訪れ、ポーズを決めて写真に収まる若者たち =2016年9月10日午後、台中市で松田良孝撮影 「八重山毎日新聞」の2016年9月19日付9面にドキュメンタリー映画「海の彼方」に関する記事を書きました。台中の…

台北で廟の90年祭を撮る(位置情報あり)

范将軍と謝将軍 行列の先頭を行く中壇元帥=台北市大安区延吉街77号の景福宮 范将軍が踊る=台北市大安区光復南路456巷 両手を揺り動かす謝将軍=台北市大安区光復南路456巷 范将軍と謝将軍といえば、互いに思いやり合って落命した故事で知られていますが、…

次々に登場するタンキー 台湾の旧盆をみる

「ご飯を食べなさい」の気持ち タンキーの言葉を授かりにやってきた人が祖先に捧げる紙銭を持ってやってくる。 タンキーの旗に「玄天上帝」とあるのは神の名前で、タンキーはその神意を伝える=28日 「タンキー」と呼ばれるシャーマンを何人も、身近なところ…

15年ぶりの楽華夜市で夕飯に臭豆腐を食う(位置情報あり)

気の毒な評価 臭豆腐を食わせる店=2016年8月24日夜、台湾・新北市永和区の楽華夜市で松田良孝撮影 「台湾の食べ物はどれもおいしいけど、これだけはダメ」という人が忌々しそうな顔をして挙げるのですから、「臭豆腐」にしてれば、迷惑このうえないことでし…

移民村に定着した旧盆の伝統 石垣島・明石のエイサー(位置情報あり)

再来年は60周年 明石のエイサーに登場した道化役の「京太郎」(キョンダラー) =2016年8月16日、石垣市明石で松田良孝撮影 八重山では、旧盆の中日は明石のエイサーと決まっており、今年も見てきた。ステージであいさつをする人たちは「素晴らしい伝統」と…

台湾が見たかったのだ、竜巻ではなく(動画あり)

与那国島へ行ったなら、可能なかぎり久部良に足を伸ばすようにしている。何度となく通っているのに、台湾をはっきりと見たことがないからである。2016年8月8日から9日にかけてお邪魔した時には、9日の午前中に久部良へ行ってみたのですが、やはり台湾はお隠…

残っているのは衝動だけ(位置情報あり)

自転車で西川越駅まで遠乗り 西川越駅の手前にある踏切に入る川越線の電車(2016年5月23日、松田良孝撮影) 強く記憶に残っているのに、なぜそんなことをするようになったのか覚えていないことというものがある。 中学生のころ、埼玉県で暮らしていた私は、…

カトリック教会の結婚式

大谷石が醸し出す独特の雰囲気 ステンドグラス パイプオルガンの演奏を教会の聖堂で聞いたのは初めてのことで、思わず立ち止まってしまった。 宇都宮にあるカトリック松が峰教会を訪れた時のことである。すでに別の記事で書いたが、知らない土地に行ったら、…

中山北路二段の街歩き(地図情報あり)

もともとは、平屋の建物が密集していたのでしょうが、高いビルにどんどん取って代わられ、隣に削られながらも辛うじて残っているところに古着屋。古いものに新たな命を吹き込む所業でもって、なんとか踏ん張ってみようということなのでしょうか。 台北市中山…

八重山の大自然で台北を覆いつくしてみる

面積は互角 人口はけた違い 収穫を控え、穂を垂れる西表島の米(2016年6月4日、松田良孝撮影) 台北が全部森に覆われていたとしたら…… そんな空想の世界をリアルに体験できるのが八重山諸島にある西表島だ。台北市と比較してみよう。 西表島の面積は289.30平…

オープンちゃんの銅像

「101」のおひざ元 オープンちゃんとモモの銅像(2016年6月28日、台北市信義区のMRT市政府駅近く、松田良孝撮影) こういうものをつい熱心に撮影してしまうことがあります。面白いものを見付けたという意識が、時に過剰になってしまうのです。 2005年7月1…