台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

原住民

西表島から台湾を望む

日本のなかで最も台湾に近い沖縄県八重山地方は伝統的な祭祀が数多く続いているエリアのひとつですが、そのうちのひとつ、「シマフサラ」という行事を西表島の干立村で取材しました。病など災厄をもたらすものどもを村から追い払うことを目的としています。…

首里城から太平山へ

人気の山 太平山の展望台=2019年12月3日、台湾宜蘭県大同郷で松田良孝撮影 2019年12月初旬の朝、宜蘭のバスターミナルに行った。太平山行きのバスに乗ろうとすると、満席で座席がもうないとのことだった。なんでそんなに混んでるのか?わざわざ平日を選んで…

クバラン族のバナナ糸

クバラン族のイパヤさんの手元。自分で巻いたバナナの糸玉を持つ 2018年10月16日 台湾花蓮県豊浜郷の新社香蕉絲工坊で松田良孝撮影 台湾の先住民族(原住民族)にクバラン族という人たちがいますが、その長老のおひとりがなくなりました。生前、バナナの繊維…