食べ物
揺れる道の奥 那覇市寄宮の県立図書館へ行くためのルートになっていることもあって、開南と与儀十字路を結ぶ県道222号はバスでしばしば通っている。この区間は、路線バスの運転手がいちいち「揺れるのでご注意を」と車内アナウンスをしてくれる珍しい区間な…
なんだったかな、この味 礦鹽蘇打餅。 ロックソルトソーダクラッカー。 知人からの台湾土産。 ピリ辛の塩味といってしまえば、それまでなのだが、何かが違う。台湾でこんな感じのもの、よく食べるんだけどなぁ、なんだったかなぁ、という味。 MITの隠し味 と…
沖縄で酸辣湯麺を食べる パレット久茂地地下1階の中華料理店「月苑坊」で酸辣湯麺。値段は1000円。場所を考えると、こんなところかなと思います。具はどこまで食べても減らない厚みがあって、いつまでもアツアツなのはとろみのあしらいが巧みということなの…
新しい環境 石垣島の繁華街、美崎町が酔客で賑わいだすのと反比例するように、金城金物屋は閉店時刻を迎えるので、そこは、夜は夜らしく暗い場所であるはずだっただけに、その跡地にオープンした「石垣島ヴィレッジ」に煌々と明かりが灯っている光景には軽い…
グルメでなくていいのだ ハチの巣みたいな食べ物だと思って調べてみたら、やっぱりそうだった。名前はずばり「ハチノス」とは。いつも頼りにしている中華食材の事典で確かめてみると、「蜂窩肚」だとか。読み方は「ほうか・と」でいいのだろうか。 食べ物は…
食材探し? 旧知のAさん宅を訪ねた。先客がいて「食材探しですか?」と聞かれた。そりゃそう思うだろうなと納得した。食べられる植物の種類も、食べられるトリの種類も、それほどまでに多い。事実、私はこのとき、6月にやってくる客をもてなす準備のためにA…
マニアック? cinemaokinawa.seesaa.net テレビか映画かを問わず、このところ、八重山と台湾の関係をドキュメンタリー作品にする試みが少なくないように思います。人によっては、マニアックなジャンルと片付けてしまうかもしれないこの関係に対して、大きな…
パイナップル 石垣島の伊野田公民館にあるトイレを見ていて、西表島の住吉公民館にある電話ボックスを思い出した。どちらもパイナップルの形をしていて、伊野田ではパインを横にしてくり抜いたところにトイレを設置し、住吉では縦にしたパインの腹のところに…
蘇澳グルメコンテスト 2016年1月16日に台湾総統選は終わったが、こちらでは現在も「投票」が続いている。 石垣市の姉妹都市、蘇澳鎮がグルメコンテストを実施中だ。人気投票と専門家の評価によって屋台(小吃)やレストランの上位5軒をランキングする取り…
パインの風景 八重山台湾親善交流協会が彰化県員林鎮で八重山芸能の公演を開催したのは、員林周辺から八重山へわたってきた台湾の人たちが少なくないということがきっかけなのだけれども、そもそも論を言えば、パイナップルが台湾と八重山の仲立ちをしてくれ…
おどおどと 台湾で飲食店にいくと、店員さんの押しに負けて、言いなりになってしまうというのが筆者の欠点である。おどおどせずに、知っている単語を並べてみれば、相手もちゃんと聞いてくれる。そうと分かっていても、ダメなのである。 いそいそと MRT雙連…
100グラム17円 生姜が山盛りになっているところを撮ってみた。「薑 1斤29」というのは、600グラムが29元ということだから、100グラムなら17円。たぶん安いのだろう。ショウガは大の苦手だが、台湾へ通うようになって少しずつ慣れてきている。そうならざる…
早朝にワンタン麺 2015年12月の土曜日に台南に到着し、予約してあったホテルへ移動するときに西門市場と大書した古風な建物があるのを目にした。翌日の朝食はホテルに用意されていたが、あえてそちらには行かず、足を向けてみることにした。 日曜日の朝7時…
チョコがセットで652円 八重山商工高校野球部が2005年に春夏連続で甲子園出場を果たした時、その練習会場へ行こうとしてカメラを担いで尼崎を歩いていた時、甘い香りが漂うエリアがあった。大きな建物のある敷地に行きついたところ、「エーデルワイス」…
水先案内 少しだけ原稿を書きたいなと思ってアーケード街を歩いていたら、かなり遠くから鳥の鳴き声が響いていて、いったいなんだと思って近づいていってみると、喫茶店があった。ピーピーと甲高い声で鳴き続けているその白い鳥の名前を店の方にうかがうと、…
瑞々しさを封じ込める 料理人の目の前にあるカウンター席に座ることができたおかげで、注文のメニューをつくりあげていく手さばきを拝見することができた。見ているうちに食べてみたくなって注文したのはタマネギの丸焼き。タマネギを一つ丸ごとローストして…
高いか安いか 台北の延平北路三段にあるファミリーマートでオリオンビールが売られていた。話には聞いていたが、ようやく現認した。 350ミリリットル缶が49元。日本円にすると、180円ほど。この値段は安くもなく高くもなくということになるが、写真の上段に…
350円 沖縄県公文書館へ行ったときに昼飯を世話になっているお店。那覇バスの新川営業所にある。今回は軟骨ソーキそばにしてみた。350円。 なるべくバス 意地を張っているわけではないが、なるべくタクシーには乗らず、バスを利用するようにしているので、移…
オキコが台湾“参入” 沖縄県内のパン製造大手、オキコ(西原町、仲田龍男社長)が台湾ファミリーマート(葉榮廷董事長、全家便利商店)との共同出資で台湾に合弁会社を設立し、台湾ファミマにパンを供給することになった。「沖縄タイムス」が2015年12月4日付…
第1回はこちら。 獅球嶺から港を一望 私が基隆に行ったのは最近では2015年4月のことだが、そのときはちょうど、新しい駅舎が姿を現しつつあった。台湾での報道によると、この新しい駅は2015年6月29日にすでに使用が開始されているそうだ。次回の訪問が楽…
「この一杯のうまさのために。」 あのときは、まったくいいタイミングでした。 7月下旬、とある仕事の視察で台北を歩いていた時のこと。その日最後の訪問先は台湾総督府の松山煙草工場をリノベーションした松山文創園区で、最近の台湾を象徴するようなデザ…
日本語で通す 驚いたのは、外で行列にしている客に日本語が通じようが通じまいがお構いなしに、店員が「何名様ですか」と日本語で尋ねていること。そして、台湾、中国、香港、韓国などから来たとおぼしき客たちがほとんど例外なく質問の内容を理解し、指を使…
台湾らしい、複雑な美味 中には冬瓜や茸が入っていると聞けば納得です。 「鴛鴦(オシドリ)」味は楽しみに取っておきます。