台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

金魚は何色?

ライティング次第

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 台湾で品種改良された熱帯魚というものを初めてみた。名前は「Parrot fire cichlid」。那覇で開かれている金魚の展示会でのことである。

「金魚」といえば、思い浮かべるのは赤と白の組み合わせである。しかし、随分と凝った照明のため、極端な赤や暗い紫など、その改良済み熱帯魚が本当はどんな色をしているのか分からなくなるような思いがけない演出だった。水槽も、12面体などのちょっと変わった形をしていて、しかも、それが鏡で囲まれているものだから、何匹泳いでいるのか、どこからどこへ泳いでいるのか、とまどわせるような面白みがある。

 台湾で魚といえば、食べるものしか考えたことがなかったが、今度行く機会があれば、観賞用を取り扱う魚売りにも目配りしてみなくてはならない。

和服とコラボ

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 そもそも、金魚で展示会が成り立つのか。

 私は少々疑ってかかっていたのだが、眼玉の飛び出した黒い金魚を泳がせた金魚鉢と和服のコラボがあったり、思いがけない形をした金魚鉢が灯篭の如くぽつりぽつりと配置されていたりと、よく練られた工夫である。水槽のなかで水がどのように循環しているのかを考えるのも一興で、水槽の前でつい立ち止まってしまう。

 ただし、この展示会は11月15日限り。見逃してしまったとしたら、次の機会に。

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