台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

「はるかなるオンライ山」の試写

台湾人の姿

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 先輩のジャーナリスト、藤野雅之さんからメールをいただいた。24日に東京の台湾文化センターで開かれたドキュメンタリー映画「はるかなるオンライ山」の試写に参加なさったとのこと。

taiwanokinawa.hatenablog.com

 藤野さんとは、2007年10月に台湾でご一緒したことがある。与那国町花蓮市姉妹都市締結が25周年を迎え、花蓮市で開かれる記念行事に参加したときのことである。藤野さんは、与那国島のキビ刈り援農隊の火付け役としても知られ、与那国島とのかかわりは深い。

 その藤野さんだが、「はるかなるオンライ山」を見て、台湾の人たちの誠実さを思い出したそうだ。

「一緒に訴えよう」

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 それは、与那国町花蓮市との交流促進に向けて取り組んでいた「国境交流特区」にかかわることである。この特区構想は政府に認められず、現在は実質的にストップした状態になっているのだが、与那国町特区申請を試みていた当時、「花蓮の人も与那国町の担当者と内閣府に)一緒に行って訴えようと申し出たことを思い出した」というのである。

 藤野さんからのメッセージには「近年の盛んな交流に至るまでの台湾からの入植者たちの努力がよくわかりました」とも書かれている。映画の中では、八重山のあちこちで時期ごとに地保を確立していった台湾人が次々に登場し、その姿は「一緒に内閣府へ」という花蓮の人たちの姿勢とダブったのだろう。

ポレポレ東中野で12月5日から

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 ドキュメンタリー映画「はるかなるオンライ山」は12月5日から27日までポレポレ東中野で上映される。12月5日には原案・監修の三木健さんと八重山台湾親善交流協会沖縄支部長の宮野輝男さん、プロデューサーの末吉真也さんの舞台あいさつもある。

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