台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

中に入る方法は?

もう少し広ければ

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 おととい、いつも通る道を歩いていると、子ネコの鳴き声がして足を止めた。今しがた脇を通り過ぎたばかりのところにマンションがあり、そのごみ置き場にお腹がぺったんこになったネコがいた。たぶん、鳴いている子ネコのお母さんでしょう。少し前に、ちょうどこれくらいの大きさで、お腹がぱんぱんになったネコを目にしていたので、出産を終えて子育て中なのでしょうか。

 この母ネコ、ごみ置き場のごみに興味があるらしく、金属製の扉のすき間を一心に見詰めていたのです。私が近づいていくと、こちらを警戒するのに忙しく、ごみどころではなくなってしまいましたが、よほど中に入りたかったご様子。しかし、このすき間では、さすがのネコ様も難しい。

 お気の毒様。

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