台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

台湾のオリオンビール

高いか安いか

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 台北の延平北路三段にあるファミリーマートオリオンビールが売られていた。話には聞いていたが、ようやく現認した。

 350ミリリットル缶が49元。日本円にすると、180円ほど。この値段は安くもなく高くもなくということになるが、写真の上段にある台湾ビールの金牌は32元で、こちらは120円。台湾では、オリオンはやや高めの輸入ビールということになる。関税の関係ということになるのだろう。

 台湾に来ている時は、台湾ビールを飲むことにしているが、ひょっとすると、この先、たまにはオリオンを飲みたくなる時がくるかもしれない。その意味でも、選択肢が広がるのはありがたいこと。

 ちなみに、この店ではオリオンと台湾ビールの金牌を1缶ずつ買い、近くの屋台で食事をしながら1缶を空け、もう1缶はホテルで風呂上がりに飲んだ。