台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

MITの暦

ポイントは旧暦

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 このところ、翌年の暦が売り出されるタイミングで台湾を訪れるチャンスに恵まれていて、MIT(made in Taiwan)の暦を手に入れることができている。日本など海外から入ってくる暦もまだまだ多いが、台湾製の暦も増えているように思う。

 2014年から3年連続で購入しているのは榴小妞の作品。榴小妞という作家を特に意識しているわけではないが、イラストのタッチが筆者に合っているらしく、知らぬ間に手にして3年目となった。

 暦を選ぶときのポイントは第一に、旧暦(農暦)が刷ってあること。旧暦で行事が行われている沖縄では、旧暦がないと生活リズムをつくることができない。先日、台南の林百貨で暦を選んだときは、店員さんにわざわざ中を開けてもらい、確認してから購入した。

 台湾の書店のネット販売を利用すれば、台湾へ行かずとも入手は可能だが、それでもやっぱり現地で品選びを楽しみたいもの。来年はどうなるかな。

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