台北まで104元
5年以上前のことなので、今はどうなっているか分からないが、筆者が宜蘭県頭城鎮の大溪駅で切符を買ったときは硬券だった(2009年9月7日)。台北まで104元。
アナログは好ましい。
2015年10月に雲林県を訪れ、斗南駅で荷物を預けたときには、係の人が荷札の束から1枚を抜き出し、番号や日付をスタンプした引き換え証を手渡してくれた。ただそれだけのことでも、うれしかったものである。
開き直り
応対してくれる係の人と話をしなければならないので、自らの中国語の鈍さを痛感させられて、へこむことも少なくないし、こちらの言わんとするところを相手が汲み取ろうとして一生懸命になってくれてしまったりもするので、申し訳ないと思わなくもないが、通じ合わなさを確かめることも一種のコミュニケーションと思い直し、いい意味で開き直ってしまうのだ。