人の迎えで、ひさびさに石垣空港へ行った。どうしても撮らなければならないわけではなかったのだけれども、暇つぶし飛行機を撮っていた。ガラス越しに、たったの2カット。コンパクトデジで。
撮り終えて、ファインダーから目を離すと、ガラスの向こう、つまり、空港の制限区域のなかで、ヘルメットをかぶった警備員らしき男性がこちらを気にしながら通り過ぎていった。
別に通り過ぎたってかまわないのにと思わないでもなかったが、最近のカメラは動画なのかスチールなのか分からないし、たとえ腰をかがめて通り過ぎたとしても、意外にもレンズが超広角になっていて自分の足元さえもが写り込んでしまうことがある。だれかがカメラを構えていたら、撮り終えるまで待つというのがマナーなのかもしれない。
思わぬところで、警備員さんの足を止めてしまった。気を付けねば。