台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

スマホの使い過ぎに頭が下がる

「低姿勢」のようだが・・・

 きょうの中国語教室で「抬頭」という言葉を習った。ミスった時などに「我不敢抬起頭來」(恥ずかしくて、頭を上げられん)といった感じで使うもので、これは教科書通り。

 続いて、老師が尋ねて曰く、「では『低頭族』という言葉の意味は?」。

 低姿勢の人?と思ってしまった私は、ストレートすぎる答えに即、退場。

 スマホばっかりいじってる人のことを差す言葉なんだそうで、なるほど確かに頭を下げたままで歩くことになる。「請大家注意不要當低頭族!」を意訳すれば、「歩きスマホは危ないゼ」といったところか。

 ネットで検索してみると、ドイツでは歩きスマホの人が赤信号に気付かずに道に入り込むことを避けるために、足元に信号を埋め込んだというニュースがあった。歩きスマホはOKですという意味ではもちろんなく、一定程度の歩きスマホがあることを見越したうえでの安全対策ということなのでしょう。

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 ※「紅燈」は「赤信号」のことです。