四ツ谷の露店
石垣島に住むフィリピンの人たちと付き合うようになってから、遠出をするときにはできるだけカトリック教会に足を運ぶようにしようと考えてきたが、今回の里帰りでようやく実行に移すことができた。
上智大学の聖イグナチオ教会。残念ながら内部の撮影は禁止ということで、外を歩いてみたところ、四ツ谷駅に架かる橋に露店を広げ、マリア像やキリスト像、サント・ニーニョ像などを売っている人がいた。話しかけてみると、フィリピン人。店じまいをするタイミングだったということで、ごくごく短時間の接触だったが、写真はOK。画像をよくみていくと、中野駅南側にある店舗の宣伝文句が書いてあり、「サリサリストア」という文字も。
オラナイ
「ORANAI」とあるので、これはフィリピン語かと思い込んでいたが、グーグルマップで店舗の住所をチェックしてみると、店のなかに掛かったフィリピン国旗や「DONA CAFABAR」という看板とともに、日本語で「占い」とあった。
「URANAI」=「ORANAI」
ビンゴである。
離島はやっぱり違うのか
露店にどのような客が来るのか、フィリピン人のみなのか、そうでないのかは確認できなかったが、中野までなら中央線で一本の場所にある四ツ谷はフィリピン人に店の存在を知らしめるうえで好立地なのであろう。
鉄道によってフィリピン人たちのつながりが広がっているとすれば、それは石垣島では想定外。離島はやっぱり違うのかなと、浅く考えた。