台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

残しておきたい(?)石垣島の風景

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店先でごろ寝するネコ

=2016年10月21日夕、石垣市大川で松田良孝撮影

 

うれしくなる光景

 忘れ物かなにか分からない帽子がちょこんと乗っかっていたり、朝の730交差点で眠っている人がいたり、良くも悪くも石垣島らしい光景に遭遇し、うれしくなりました。登録の証に耳を切ってあるネコが店先にゴロリ、とか。

 

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730交差点で寝る人

=2016年10月22日午前7時15分ごろ、石垣市美崎町で松田良孝撮影

 

わずかな時間でも見つかる光景

 2016年10月21日から22日にかけて、石垣島を再訪する機会がありました。台湾からの旅行団にくっついていく仕事だったので、あちこち見て歩く暇はなかったのですが、それでも何枚かシャッターを切ることができました。

 

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帽子がちょこんと乗っかっていた

=2016年10月22日午前7時10分ごろ、石垣市登野城で松田良孝撮影