台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

子どもたちが音楽で日台交流 沖縄からも参加

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沖縄からも6人が参加した第1回台日国際児童音楽コンクール優勝コンサート

=2017年6月18日、台北市内の台湾師範大学付属中学校演奏ホール(沖縄県台北事務所提供)

 

 沖縄からの6人を含む日台の26人が参加する第1回台日国際児童音楽コンクール優勝コンサートが2017年6月18日、台北市内の台湾師範大学付属中学校演奏ホールで開かれた。出演者は高い表現力で観衆を魅了し、言葉の壁を越えて文化交流を行った。

 主催の台北市名家児童芸術推進協会(呂采穎理事長)は音楽や芸術の分野で活動する非営利団体。音楽活動を行う子どもたちに活躍の場を提供するために初めて開催し、「沖縄と台湾は地理的にも歴史的にもつながりが深い」として沖縄でも2月に予選を行って参加者を選んだ。

www.okinawatimes.co.jp

 初の海外旅行がコンサート出演のための台湾行きとなった普天間第二小学校の内村ゆねさん(9)はピアノを独奏。「台湾のレベルの高さにびっくりし、大きな刺激になった。もっと練習して来年もまた参加したい」と話した。母親の麻子さん(36)は「小さいころから海外で音楽を通して交流できるのは素晴らしい」と語った。

 同コンサートを共催した県台北事務所の吉永亮太所長は「子どもたちが音楽を通して交流を深める今回のコンサートは、沖縄の子どもたちにとって大きな経験となり自信につながるだろう」と話している。