台湾の港町にある祈りの場を訪ねた時の写真です。男性がかぶる帽子が棚に並んでいました。宜蘭県蘇澳鎮の南方澳にあるモスクで撮影した一コマです。男性たちは普段は漁船に乗っていて、外国人労働者(外勞)として台湾の水産業を支えています。台湾へ来て観光したり、仕事をしたりする人たちが、おいしい海鮮に舌鼓を打つことができるのも、この人たちあってのことです。港で台湾の人と話をしていて「船で魚を捕る仕事はきついから、台湾の若い人はやりたがらないよ」と聞かされたことがあります。に外国からやってきた人たちが担い手不足を解消していく様子は日本と似ています。
外国からやってきた人たちとの間で、イコールな関係を築くにはどうしたらいいのか。宜蘭県政府が2018年11月に実施したイベントの内容が、SNSでシェアされています。
なんとなく、の印象ですが、台湾では、新しいテクノロジーに対するバリアが低いように感じます。官にせよ民にせよ、です。動画をささっとつくってしまい、ぱぱっと拡散させていく。イベントにかかわった人たちのページにもリンクさせ、露出を増やそうと試みています。