台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

台湾留学の沖縄出身学生が交流会を企画(2019_02_17)

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台北市大安区和平東路一段の台北師範大学

2016年8月24日、松田良孝撮影

 

 沖縄から台湾に留学に来た学生と知り合いになることは珍しいことではなくなりました。日本の大学の交換留学制度を利用して台湾の大学で勉強する学生はこれまでにもいましたが、最近は高校を卒業した後、ダイレクトに台湾に大学にやってくる学生が目立つように思います。

 

 そんなふうにして台湾で学ぶ沖縄出身の留学生が一時的に里帰りして、浦添市内で台湾と沖縄の交流について考えるイベントを準備中です。

 

 美らすい交流会in Okinawa

 2月17日(日)14時から16時半

 浦添市中央公民館

 参加無料

 

 イベントを準備しているのは この人たちです。

www.instagram.com

 

 台湾の大学へ直に留学する沖縄の学生が増えているという情報は、SNSで拡散しているでしょうし、生のおしゃべりで「先輩の誰々が、台湾のドコソコに留学しているらしい」というフレーズだって出ているに違いありません。そうなると、今、進路に悩んでいる沖縄の高校生たちの間では、選択肢の中に「台湾」が浮上していることもあるのではないでしょうか。筆者が仕事でお目に掛かかった方の中にも、高校生の娘が台湾進学を検討中というお父さんがいました。

 ただ、台湾への留学に関する情報はそれほど多いとはいえないようです。

 ▽台湾の大学ってどうなのかという漠然とした疑問はもちろんのこと▽そもそも台湾で暮らすってどうなのかということもあるでしょう。

 「就活は大丈夫なのか」。この点も重要ですね。

 まずは会場へ