台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

八重山と台湾を黒潮がつなぐ

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 世界有数の海流としても名高い黒潮があるのに、八重山と台湾との間に交渉があったとみられるのはなぜなのか。人が特別な技術や道具を駆使したり、動物が特異なスキルで渡っていったりということならいざ知らず、自走手段のない「モノ」が黒潮をどちらかといえば逆向きにまたいでいったとなると、なぞは一層深まります。

 人がこの海流をまたいだ結果、歴史の歯車が動いたり、八重山と台湾の関係を考える新たな発想が生まれたりしているのですから、黒潮をどうまたぐかという疑問は無視して通ることはできないのです。

 ニッポンドットコムに記事を執筆しました

バナー写真は、貝がびっしり付いた状態で見つかったデジカメ入りのハウジング
=2018年3月27日午前、台湾宜蘭県無尾港海岸
(蘇澳鎮岳明小学校の李公元教諭提供)

 

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