台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

2015-11-14から1日間の記事一覧

金魚は何色?

ライティング次第 台湾で品種改良された熱帯魚というものを初めてみた。名前は「Parrot fire cichlid」。那覇で開かれている金魚の展示会でのことである。 「金魚」といえば、思い浮かべるのは赤と白の組み合わせである。しかし、随分と凝った照明のため、極…

長く続けること

石垣市と台湾の蘇澳鎮が姉妹都市締結20周年を迎えた。自治体間の国際交流とはどうあるべきなのか。花蓮との交流が30年を超える与那国町のケースから何を学ぶべきか。