台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

こういうお菓子をお土産にしたい

山東桃酥

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 「山東桃酥」というクッキーをいただきました。新北市永和区(旧永和鎮)の「好記食品」というところが製造しているものですが、台湾では広く知られたものなのでしょうか。ふわりとした食感できめが細かく、濃密な味わいがあります。

 中国語教室で老師が3種類の味を1袋ずつ用意してくださり、3人の出席者で1袋ずついただいて帰りました。オリジナル(原味)とピーナッツ、「椒塩」の3種類。私は「椒塩」。言葉の意味を調べてみたところ、山椒を細かく砕いて塩と混ぜた調味料のことだとのこと。これを知ったうえで口に入れたせいもあるのか、なるほど確かにほんのりと香辛料の味と香りが。好記食品のHPによると、中国北方の伝統的な作り方を踏襲しているのだとか。

どこで買える?

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 土産物屋でも見たことのないお菓子だったので、老師に確かめたところ、やはりそういう場所では買えないとのこと。パッケージによると、「好記食品」の住所新北市永和区福和路92號)HP、それに「永福橋近く」と添え書きがあった。この店で購入できるほか、配達もしてくれるそうですが、これは無論、台湾の中での話でしょう。

 台湾を出る間際に桃園国際空港で土産物を買うのは時間の節約になるし、品ぞろえも申し分ないのですが、どうせ買うのなら、地のものというか、観光土産として芽を出す直前ぐらいの逸品みたいなものにしたいところ。

 今度台湾へ行く機会があれば、行ってみてもいいかな。こういうふうにして新しい場所を「開拓」していくのは楽しい。

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