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台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

安本千夏著「島の手仕事」(南山舎)に沖縄タイムス出版文化賞

春から縁起がいい 

  安本千夏さんのご著書「島の手仕事」(南山舎)が第36回沖縄タイムス出版文化賞を獲得することが決まった。2016年1月6日付の「沖縄タイムス」が1面の社告で公表した。ご著書の件は2015年11月5日にFBにアップしていたが、「これはいけるのではないか」とひそかに期待していたところ、本当にそうなった。なんともうれしい限りである。春から縁起がいいというのはまさにこういうことを言うのだ。

 詳しい内容は書店でお手に取ってご覧くださいと申し上げるほかないが、その際にぜひご注目いただきたいのは写真である。大森一也さんの丁寧な仕事ぶりが光っている。

写真と二人三脚

 大森さんは2013年に写真集「来夏世(クナチイユ)-祈りの島々 八重山―」(南山舎)を発表しておられる方で、そのこだわりぶりは一緒に仕事をさせていただいて十分に知っているつもりである。安本さんの作品は、文字ばっかりであったとしても今回の受賞は間違いのないところではあるが、織りの美しさを繊細に写し取る大森さんの作品が決定打となったと勝手に思い込んでいる。

 タイムス紙上では今後、受賞作に関する詳しい記事が掲載されるはずである。どのような講評なのか今から楽しみである。

 19日の授賞式には安本さんはもちろん、大森さんも、そしてちびちゃんも出席されると聞く。沖縄本島のみなさま、ぜひご出席ください。