台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

「日本」で出合った沖縄

 2017年暮れ、芸術を通して台湾向けに日本を紹介するイベント「日本芸術文化展」(台日美術交流会主催)が開かれ、武道と木彫で沖縄関係者が登場する場面がありました。

 「日本と台湾」というくくりで開かれるイベントは日本でも台湾でもそれほど珍しくなく、ひとつひとつ足を運ぶのは難しいほどです。ただ、よく選んで見にいってみると、「日本の一部」としての沖縄と出合えることがあり、今回の取材もその文脈でとらえることができます。

 沖縄タイムスに2本の記事を書きました。

 

 沖縄の空手と、台湾で中国武術に励む県関係者がコラボする姿です。

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 埼玉を拠点に活動する県出身の彫刻家にも出会いました。埼玉は私の出身地でもあるので、この点でも親近感を覚えました。

 

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