台湾沖縄透かし彫り

沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがあり、かつて石垣島から移り住んでいった人たちと足跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。

 沖縄を歩いていると、台湾のことを感じることがあります。とりわけ、石垣島などの八重山地方では、そのまんまの台湾に出会ってしまうこともあります。では、台湾へ行ったらどうでしょう。やはり、沖縄を感じることがありますし、石垣島の痕跡を見付けることもあります。だけどそれは、薄皮を一枚剥いだようなところに隠れていることがほとんどなのです。深く掘りすぎると、原形をとどめなくなってしまうかもしれませんね。元の姿をとどめつつ、だけど、内側に潜むものもちゃんと見える。そんな透かし彫りの方法で、台湾と沖縄を見ていきましょう。   松田良孝のページ | Facebookページも宣伝

2015-01-01から1年間の記事一覧

フィリピン国旗

第2位 コザのアーケード街で見つけた看板。 沖縄市の在留外国人は1271人。 最も多いのは米国人の476人(37.5%)で、これに次いで多いのはフィリピン人の278人(21.9%)。ちなみに中国人は98人(7.7%)、台湾人は32人で2.5%。(法務省 2015年6月)

苦しそうに息をしていた。

ぐったり 沖縄なんだから多少暑くても文句は言えないが、それにしても暑いなぁという陽気だった日。車の下に寝転んでいるネコにレンズから眺めていると、なんだかお腹の動きが不自然。少し息が荒いようでした。

カジマヤー

赤ん坊 数え97歳の長寿を祝うのがカジマヤーだが、12歳×8=96歳+数え歳の1=97歳である。 その「カジマヤー」を題名とした写真作品を県立博物館・美術館で観た。沖縄県芸術文化祭の展示会でのことである。最終日の滑り込み。 人のパーツを円形にくりぬいた…

好彩頭

「好彩頭」という縁起物。島に寄港する台湾からのクルーズ船のカジノで配られているものだとか。クルーズ船の乗客たちは、島ではよく知られた存在だが、船内でどんなふうに過ごしているのか私は知らない。「好彩頭」は船内の様子をイメージさせるアイテムに…

金魚は何色?

ライティング次第 台湾で品種改良された熱帯魚というものを初めてみた。名前は「Parrot fire cichlid」。那覇で開かれている金魚の展示会でのことである。 「金魚」といえば、思い浮かべるのは赤と白の組み合わせである。しかし、随分と凝った照明のため、極…

長く続けること

石垣市と台湾の蘇澳鎮が姉妹都市締結20周年を迎えた。自治体間の国際交流とはどうあるべきなのか。花蓮との交流が30年を超える与那国町のケースから何を学ぶべきか。

つけ麺にしとけばよかったのかも

気になっている壁の絵と文字。

南方澳

台湾東部の宜蘭県蘇澳鎮に、冷泉を生かした高級リゾートがある。日本統治時代には、台湾と沖縄・八重山の間を結んでいた蘇澳の漁港「南方澳」も姿を変えていくことになるのか。時代は移ろう。とはいえ、豊かな海産物資源は南方澳の魅力であり続けるに違いな…

パインから見える石垣・沖縄と台湾

ドキュメンタリー映画「はるかなるオンライ山」が11月24日に台湾文化センター(東京虎ノ門)で上映されます。パイナップルを切り口にして八重山・沖縄と台湾の交流描いた作品です。

外国人が那覇市内でバスに乗った

外国人観光客が那覇市内の路線バスに乗ってきた。運転手の対応は?外国語って、どこまで必要なの?

台湾のドキュメンタリーフィルムのこと

台南へ行った。 日本時代の女学生 「きじゅうそうしゃ」と言われて、それが「機銃掃射」を意味しているのだと理解できるのは、日本語が分かればこそである。 台湾語と中国語で生活している人たちは「きじゅうそうしゃ」という言葉をどのように受け取るのであ…